姫路城お堀浄化計画

姫路城お堀浄化計画について

場所 姫路城内濠 桜門橋付近
(主に姫路城南側正面付近の堀水)
期間 平成20年3月21日~5月11日
(水処理装置を運転する期間)
主催 世界文化遺産・国宝姫路城 お堀浄化計画実行委員会
実施 株式会社アステック
協力 姫路市,第25回全国菓子大博覧会・兵庫
(姫路菓子博2008)兵庫実行委員会

平成20年4月18日(金)から24日間行われた「姫路菓子博」。博覧会や観光で姫路城に訪れるお客さまをお迎えするために、姫路城のお堀(お城を囲む人工池)を美しく自然な透明感のある水にするプロジェクトが行われました。

アステックは、従来の化学薬品系水処理剤とは異なる、環境にやさしい自社開発水処理材『ドロンパ(TRP-Ai)』を使用。
高い透明度と、お堀に住む魚や水鳥たちにも安心・安全な水処理を同時に実現いたしました。

このプロジェクトの課題

  • 1.高い透明度の実現
    水の透明度・水質の向上を実現し、濁っていない透明感のある状態(透視度50cm以上)を目標としました。
  • 2.大量の水を確実に処理し、期間中水質を保つ
    姫路城東側の護国神社裏からお堀の水が流れ出る好古園裏までだけでも、約45,000㎥の水量。また、季節は春。水温が高いため、藻類の増殖スピードが速いのです。
  • 3.生き物や自然環境への負担を抑える
    お堀には、野鳥やコイなどの魚が多数生息。
    従来の化学薬品系水処理剤では、水質と沈殿物について、生物に対する悪影響が懸念されます。

アステックの解決策

この3つの課題を、アステックはこのように解決しました。

高い浄化能力を持ちながら、生き物や自然環境への負担が非常に少なく安全性が高い水処理材「ドロンパ」。
これを用いることで①高い透明度・③生態系への影響 を実現しました。

また、②大量の水処理 については、画期的な吸引式ろ過装置を活かした水処理に加え、局地的な直接散布で補う方法をとることで解決しました。直接散布によってお堀に浮かべた船の上から、適宜「ドロンパ」を直接お堀に散布・混合して凝集沈殿させ、即効性を得ます。

「ドロンパ」とこれまでの一般的な凝集剤の違い

一般的な凝集剤 ドロンパ(TRP-Ai)
組成 金属主体の化合物・石油合成品 主原料は天然の火山灰土
浄化能力 高い 高い
環境への負担 あり(薬品残留や、PH・ECの変動が心配) PH・ECの変動がなく、生物への悪影響はない
汚泥処理 産業廃棄物としての処理が必要 不要
まとめると… 浄化能力は高いが
環境や水生生物への影響が懸念される
高い浄化能力と安全性・環境保全を両立!

※各管轄自治体による判断が必要です。

実行結果

これらの施策の結果、平成20年5月11日の閉幕まで、お堀の水を満足できる水準に保つことに成功しました。
菓子博期間中のみ行われた屋形船による姫路城内濠めぐりも好評で、「お堀の鯉がよく見えた」「堀の水がきれいだった」という声を多くいただくことが出来ました。

写真ギャラリー

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  • 台船浄化状況

  • ろ過装置状況

  • ろ過処理水

  • ろ過水排出状況

  • 石見姫路市長の視察

  • NHKのインタビュー

  • 石見姫路市長から感謝状の授与

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