兵庫県豊岡市初のメタン発酵バイオガス発電所を建設 | 2024.7.31 |
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~豊岡市の脱炭素及び持続可能な地域づくりに貢献~
2020年10月に日本政府は、2050年までに二酸化炭素の排出を実質ゼロにする「2050年カーボンニュートラル」を宣言しました。この宣言を受け、豊岡市も2021年3月議会で「2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指す」ことを表明し、再生可能エネルギーの導入等による脱炭素化に向けた挑戦をスタートされています。
株式会社アステックでは、豊岡市と山宮区の御協力により同市内で初となるメタン発酵バイオガス発電所の建設を進めております。食品ロス・残渣等を原料としたバイオガス発電による二酸化炭素削減効果は年間約3,292 tであり、また、メタン発酵時に得られる液体肥料や熱を有効活用することで、持続可能な地域づくりにも貢献します。
本事業実施において、豊岡市、山宮区及び当社の3者間で「バイオガス発電設備による災害発生時の電気供給に関する協定」を締結しており、災害時を含むその他の緊急時にEV車等を用いて避難場所に給電を行うとともに、当該発電設備を充電場所として開放し、災害時の地域レジリエンス強化に取り組みます。
■プラント概要
【施設名】豊岡山宮バイオガス発電所
【所在地】兵庫県豊岡市日高町山宮
【処理能力】131.5 t/日
【処理方式】中温湿式メタン発酵方式
【最大出力】1,250 kW
【着工時期】2025年3月頃
【稼働時期】2026年9月頃